個人情報保護法案

近年、機密書類・機密文書の破砕処理という言葉をよく耳にします。 これまで、機密文書を廃棄する際は、時間と手間をかけ自社でシュレッダー処理した上で焼却し、機密の漏洩を防いでおりました。
しかしながら、最近では環境保護意識が高まり、 資源有効活用の観点からこれらの機密書類も貴重な紙資源として見直されています。 機密情報を記録したままで一般古紙として流通させるのは非常に危険です。

近年、経済・社会の情報化の進展に伴い、官民を通じて、 コンピュ−タやネットワ−クを利用して大量の個人情報が処理されています。
こうした個人情報の取扱いは、今後ますます拡大していくものと予想されますが、 個人情報は、その性質上いったん誤った取扱いをされると、 個人に取り返しのつかない被害を及ぼす恐れがあります。

シュレッダーによる文書の裁断

個人情報の取り扱いに関する義務を定めた規定で注意したいのが、 「法の適用対象となるのは個人情報データベース等に含まれる個人の数が5000以上の事業者である」という部分です。 顧客数が数百名の事業者様の場合でも、個人情報取扱事業者に当てはまる可能性があるのです。 個人情報保護法では、個人に関する情報と「個人情報」「個人データ」「保有個人データ」に分類されています。
○個人情報 2条1項
生存する特定の個人を識別することができるものまたは他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別できるもの
○個人データ 2条4項
特定の個人情報を、コンピュータ等を用いて検索することができるよう体系的に整理した情報の集合物(個人情報データベース等)を構成する個人情報
○保有個人データ 2条5項
開示・訂正・利用停止等の権限を有する個人データのうち、6か月以内に消去する予定のものを除いたもの
以上のような内容を加えたら、たとえ数百名の顧客の会社でも5000のデータになります。

重要な個人情報の入った文書を処理する場合には、 機密書類を確実に運搬し、廃棄処理を完了できるのが安全な処理業者を選ぶことが重要ですが、 トラックが多い業者は処理が24 時間以内に済まず倉庫に蓄積され盗まれる可能性があります。 安全な処理業者は大型のシュレッダーを保有しています。

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